朝陽会と朝陽同窓会との関係

1.朝陽会と朝陽同窓会

 朝陽会とは法人格を持つ「一般財団法人東京都立新宿高等学校朝陽会」の略称で、任意団体の朝陽同窓会とは別の組織です。朝陽同窓会も「朝陽会」と略称されることが多いため混同されがちですが、正確には朝陽会と朝陽同窓会とは別組織です。

2.朝陽会の目的、事業

 朝陽会は初代阿部宗孝校長の寄付を元に、新宿高校の教育の援助と校風の振興を目的として大正12年に設立されました。

 現在の主たる活動は、
①教育活動の支援、と
②校外施設、特に館山寮の運営管理及び水上寮土地の維持で、
新宿高校がトップレベルの教育を行えるような支援や、毎年1年生全員を対象に行う3泊4日の臨海教室が安全に実施できるため、館山寮の維持管理と給食・清掃等運営を行っています。

3.朝陽会の組織、運営

 朝陽会の業務は、学校教職員、PTA、同窓会から選ばれた理事、評議員、監事で構成される評議員会、理事会での決定に基づいて執行されます。2021年12月現在の代表理事は同窓会長の橋本健一さん(朝陽同窓会19回)、業務執行理事は藪田憲正さん(新宿高校 学校長)と寺澤忠興さん(朝陽同窓会22回)です。

項目 朝陽会 朝陽同窓会
名称 一般財団法人東京都立新宿高等学校朝陽会 東京都立新宿高等学校朝陽同窓会
会の性格 一般財団団体 任意団体
法人登記 1922年登記 登記せず
創設 1922年 1927年
目的 母校教育活動支援
館山寮運営管理
水上寮土地保管
同窓会員の親睦の向上
母校との親密な関係の維持
 構成員 財団なので無し
普通会員:卒業生
名誉会員:学校現旧職員
 組織 理事会       :年2回
評議員会      :年2回程度
評議員選定委員会:評議員改選の都度
総会  :最高議決機関   年1回開催
代表幹事会:役員と代表幹事で構成 年4回開催
役員 代表理事 :朝陽同窓会会長が選任
業務執行理事:学校長と朝陽同窓会から1名ずつ選任
定員数 学校 PTA 同窓会
理事
評議員
監事 -
全員同窓生

会長:  1名 (代表幹事会で選任)
副会長: 15名以内(代表幹事会で選任)
幹事長: 1名 (代表幹事会の推薦で会長が委嘱)
事務局長:1名 (幹事長が選任)
事務局員:若干名 (幹事長が選任)
監事:  2名 (代表幹事会で選任)
事務局 朝陽同窓会の事務局が代行 全て同窓会員で構成
外部報告 内閣府へ年1回の報告義務あり 特になし
運営原資 新入生からの賛助金15,000円
臨海学校における館山寮利用料
一般宿泊者からの館山寮利用料
朝陽同窓会からの寄付金
入会金、及び会費