朝陽会の歩み
1922 (大正11) 年4月 府立六中学校開設（1921(大正10)年10月 府告示第338公布）
6月5日 校友会発足（朝陽会の前身）
1923 (大正12) 年4月10日 校友会を財団法人に組織し、「朝陽会」と命名
当時の思い出苦労話をこちらからご覧ください
5月14日 千葉県安房郡西岬に敷地登記（初代阿部校長土地）
18日 朝陽会理事会で塩見遊泳場宿舎の購入について協議
31日 臨時職員会議で塩見遊泳場宿舎の購入を決定
代表を同所に派遣
6月21日 朝陽会委員会で以下を決定
・塩見の土地1600坪 約5,000円
・宿舎建築 約6,500円
７月 15日 1年生141名、2年生137名 霊岸島から船2隻で塩見に出発。
※この時代は軍艦で館山に入り、その後行進にて朝陽舎に向かったようである。
塩見朝陽舎落成式を現地にて挙行
9月 １日 塩見朝陽舎関東大震災にて倒壊
1924 (大正13)年 ７月1日 朝陽会債3万円を募集
武道場と塩見朝陽舎再興と図書購入を企画
塩見朝陽舎の再建が完了し、翌2日から遊泳再開
※倒壊後再建は「馬小屋」と呼ばれた粗末塩見朝陽舎で、創設時は7～10日位の生活を全校生徒が送っていた。
塩見朝陽舎だけは生徒を収容しきれず、近くの民家にも分宿させてもらい、本部は、「竜松亭」という旅籠におかれていた。
1929(昭和4)年4月24日 群馬県利根郡水上村大字小日向字天神腰に、現地有力者の土地の寄進を受けて寄宿舎敷地を登記
6月1日 宿舎を建設、水上朝陽舎と命名
7月21日より生徒70余名が初使用
7月25日 阿部校長と職員が出席して開館式
村からは木村村長以下吏員、軍人、青年団,小学生も出席
1930(昭和5)年2月25日 スキー練習に生徒20余名が参加(以後、数回スキー教室実施）
1947 (昭和23)年4月 新学制発足。都立第六新制高等学校として開校式挙行
1950 (昭和25)年1月26日 東京都立新宿高等学校への改称を正式決定
1951(昭和26)年4月7日 女子100名を迎えて入学式を実施。
6月12日 水泳褌禁止令
※希望者のみの参加としていた臨海学校の最後の年となる。
8月 戦後初の林間学校実施
1957 (昭和32)年 本年入学の１年生（12回生）から全員参加の臨海学校に決定 。
※この当時の交通手段は汽車と路線バス。これが昭和36年まで続く
以降館山港入港の東海汽船と路線バスの利用が昭和45年まで続き、翌46年から房総西線（現在の内房線）と路線バスを利用、54年から貸し切りバスを利用して現在に至っている。
1958 (昭和33)年以降 12回生より1年生全員が塩見臨海教室に全員参加となり、林間学校は2年生対象となる
1962 (昭和37)年8月31日 三宅島大噴火にともなう避難者を収容するよう都から指令あり
1964(昭和39)年以降 女子の富士見合宿参加が認められて以降女子を中心に林間学校参加者は年々減少し、昭和40年以降は参加者少数により中止の年もでる
1966 (昭和41)年11月 現「館山寮」大改修地鎮祭
1967 (昭和42)年1月17日 〃 上棟式
3月23日 〃 落成 これを機に「館山寮」と改名
1987 (昭和62)年 男女募集定数の変化により、女子生徒数が増加したための対応策として女子寮側に離れを増設
1998 (平成10)年 この年からPTAの館山寮見学会始まる。
2001 (平成13)年 第3回理事会（H14.2.28開催）にて、水上寮閉鎖を決定
2002(平成14)年 厨房施設の改修、船倉、シャワー室改装
風呂、シャワーを井戸水から水道に切り替える。
2005(平成17）年 59回生による水上寮利用最後の林間学校
2006(平成19)年 朝陽同窓会第11回代表幹事会(H19.7．19開催)において「水上寮再建を断念」と決定
2011(平成23)年8月
「財団法人朝陽会」から「一般財団法人東京都立新宿高等学校朝陽会」に移行
東日本大震災のため、臨海教室中止
※この年入学の67回生は臨海教室の経験なし
2012(平成24)年 臨海教室復活も、津波対策のため遠泳は中止
2013(平成25)年 遠泳再開
館山寮の夏季開寮期間の運営を朝陽水泳会(水泳部OBOG会)に委託
2014(平成26)年7月26日 水上寮お別れ会を開催
10月 水上寮解体工事完了
2016(平成28)年7月 館山寮大改修（食堂・厨房冷房、厨房衛生基準完全合致）
2017(平成29)年7月 館山寮船倉改築、竹藪伐採・伐根